最高峰のフラメンコ・エッセンスに触れる好機、到来!

20140316d
アーティスティックなフラメンコの舞台で、近年もっとも高い評価と人気を集め、練熟の境地を迎える女性舞踊手&振付家、エバ ジェルバブエナ。ストイックに研ぎ澄まされ、ディープなエッセンスを凝縮したそのパフォーマンスは、どこか鋭いタッチのエッチング作品を思わせる。表層の華やかさではなく、陰影に富む技と表現の凄み……。ほぼ2年ごとに発表してきた作品のテーマもかなり内省的で、人間の複雑な胸の奥底をえぐり出す、一級の非凡な舞台ばかりだ。

例えば、彼女の名声を決定づけた、2000年の作品『シンコ ムヘーレス シンコ(5対5の女性たち)』。開演30分前の客入れ時から、彼女は舞台上の椅子に座り、観衆が着席するさまを微動だにせず見守っている。観る者と観られる者との逆転劇を、敢えて仕掛けてみせたのだった。だから、ちょっと抽象的で理解しづらいよね~とのファンの声も聞こえてくる。いや、難解なのではなく、すこぶる内面的な表現者なのだ。

続きを読む⇒最高峰のフラメンコ・エッセンスに触れる好機、到来![2014年2月26日、タワーレコード]

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