ロシオ モリーナ「ダンサオーラ」

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ロシオ モリーナの作品「ダンサオーラ」のオフィシャル プロモーション ビデオ。

正確で強いサパテアード(フラメンコ独特の足技)。ワイングラスを片手に踊るロシオ、その身体能力、テクニックにはただ目を見張るばかりです。超モダンなギターの響きの、その半歩前で、次から次へと超絶技を繰り出して踊る彼女のものすごさ。どんな体勢でも芯がぶれることなく美しいかたちをキープ。伝統的なフラメンコにはない、コンテンポラリーダンスのような動きも取り入れつつ自由自在に踊りまくっています。ビデオでこれだけすごいのですから、ライブはなおさらです。

ロシオ モリーナは1984年マラガに生まれました。地元の舞踊学校を中心に、グラナダやセビリアにも足を伸ばして貪欲に学んだ彼女は、マドリードの王立舞踊学院に学びながら、マドリードのタブラオなどでも踊りはじめました。それがプロデューサーの目にとまり、マリア パヘス舞踊団の一員となり、またニューヨークなどのガラ公演でソリストをつとめたのはまだ17歳のとき。

その後、舞踊学院を首席で卒業し、ソロでの活動もはじめます。21歳で自らの作品を発表。その後もソロで、また他のアーティストとのコラボレーションで、と意欲的な活動を続け、この作品が第8作となります。26歳という異例の若さで舞踊国家賞を受賞したのもうなづけます。

一作ごとにさらにパワーをましているロシオ。これからの彼女がどこへ行くのか。どんな宇宙をきづいていくのか。誰にもわからない、それがまた彼女の魅力ではないでしょうか。


志風恭子
『flamenco festival in Tokyo公式ブログ』より

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